世界でも有数の地震大国と呼ばれる日本は、世界各国と比べて面積の小さい国にもかかわらず、世界の巨大地震の20％を占めています。体感できないほどの小さな地震まで含めると、日本のどこかで毎日地震が起こっていると言っても過言ではありません。そんな地震大国である日本で安心して暮らすには、耐震性の高い住宅にする必要があります。

そこで今回は、建築物の耐震改修について詳しく見てみましょう。また、愛知県における地震防災対策の取り組みもご紹介します。

耐震改修とは簡単に言うと、地震の揺れに強い建築物にするために行う工事のことです。耐震診断の結果、建築物の耐震性が建築基準法で定められた耐震基準に達していないと判断された場合、損傷・倒壊しないように補強工事を行う必要があります。

耐震改修を行うにあたり、建築士などの専門家は対象となる建築物の構造に基づいて、どのような工法でどのように補強するかなど、具体的に計画を立てます。耐震性能はもちろん、費用や工期など様々な施工条件を考慮しながら補強工事を進めていきます。

木造住宅を耐震改修することで得られる最大のメリットは、安全性の向上です。耐震改修を行った木造住宅は、万が一大きな地震が発生しても倒壊しにくくなります。損傷があった場合でも、修繕にかかる費用を抑えることができます。

また、木造住宅の資産価値を高めることも、耐震改修を行う大きなメリットです。耐震性に問題のある住宅より、耐震改修を行った安全性の高い住宅の方が、当然資産価値が高くなります。

将来、住宅の売却をお考えでしたら、耐震改修を検討されてみてはいかがでしょうか？

大規模地震対策特別措置法第3条の規定に基づき、愛知県内の名古屋市・豊橋市・みよし市などの39市町村は、東海地震の地震防災対策強化地域に指定されています。39市町村は、「大規模な地震が発生した場合に著しい地震災害が起こるおそれがあるため、地震防災に関する対策を強化する必要がある地域」とされています。また、東南海・南海地震の防災対策推進地域として、愛知県内の51市町村が指定されています。

愛知県は、日本全国の人口ランキング第4位、人口密度第5位であり、中部地方では最も人口の多い県です。人口が集中している地域では、地震や水害などの自然災害が発生した場合、その被害は拡大する可能性が非常に高いと言えます。

愛知県で木造住宅にお住まいの方は、万が一に備えて、耐震診断・耐震改修を行うことをおすすめします。

愛知で耐震改修をお考えでしたら、豊富な実績を持つケイデザインへご相談ください。木造・RC造・S造などの住宅から公共建築、寺社建築まで、幅広く耐震改修の設計及び施工を手掛けています。

ケイデザインの強みは、確かな技術と専門知識を備えたプロによる施工と豊富な実績です。高い技術力や実績を活かしながら、施主様にご満足いただけるよう努めてまいります。耐震改修を依頼したい方はぜひお任せください。費用や施工内容のお問い合わせもお待ちしています。